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苦情処理方針

苦情処理方針

G&G サイエンス株式会社は、顧客、利害関係者、スタッフからの苦情を含むフィードバックに対して、その収集、分析評価、処理に対する責任体制を明確にするとともに、処理手順を定め、真摯に、また迅速に対応し解決を図るために、この苦情処理方針に基本事項を定め維持する。

G&G サイエンス株式会社
代表取締役・衛生検査所責任者
阿部 由紀子
2023年5月1日
1.苦情・相談窓口
  苦情等の対応の窓口として、適切な手段の連絡先及び受付時間等の情報を提供する。
2.定義
  苦情(顕在苦情) 
    不満足の表現で、実質的要求の有無に関わらず、対応/解決を期待しているもの
サービスに不適合があり要求を満たしていないもの
サービスの性能仕様に影響を与える可能性のある不具合に対するもの
顧客からの結果に対する異議申し立て、及び再検査(代替アプローチを含む)の要望
  要望・懸念事項・改善提案(潜在苦情)  
    不満足の表現ではなく、手順や内容等についての説明や依頼(変更含む)の要望
サービスに先立ち合意を得ている事項に関する説明の要望
苦情に該当しないが、分析評価が必要とされる、不具合が発生する可能性のあるもの
3.体制
  (1)処理責任者
    苦情処理の統括責任者は、当社の代表取締役とする。
  (2)対応担当者・処理チーム
    情報の区分評価、処置、及び対応は、内容の正確な把握とそれに対する分析能力が必要なため、内容に応じた、専門的知識、データの収集分析能力、説明能力から要員認定を受けた要員を対応担当者とし、必要に応じて処理チームを編成し、処理にあたるものとする。
  (3)臨床コンサルタント
    臨床症例や診断に関する内容である場合、当社の臨床コンサルタントの監修を受け、対応にあたるものとする。
  (4)個人情報保護・守秘義務
    処理に携わる者は、個人情報を知ったとき、別途定める「個人情報保護取扱基準」に従い、適正に管理するものとする。また、処理に携わる者は、処理に際して知り得た個人情報を正当な理由なく、第三者に漏らしてはならない。
  (5)教育訓練
    処理統括責任者は、当社の従業員に対して、定期的に教育研修を実施し、資質の向上を図ることにより、苦情発生の防止と円滑な苦情処理に努めるものとする。
4.対応手順
  (1)情報収集・受付
    苦情・相談の窓口として、問い合わせ方法を提供し、申し出を受け付ける。
また、懸念事項を含む改善の機会となるフィードバック情報を、供給者、利害関係者、行政、業界団体等の通知、及び、管理プロセスでの適合評価・リスクアセスメントによる調査で収集する。
全要員が情報収集を行うことができるものとするが、内容に応じた「対応担当者」に取り次ぎし、対応担当者が「受付」する。
対応担当者は、情報を「苦情」の該否を判断し「受付」し、受理及び対応にインプットする。
業務報告に対する再実施の要望を含む疑義には、報告日から15日(歴日)以内で、理由が合理的、かつ、再検査等の対応可否より、疑義に対する再実施の有無を判断して「受付」をする。
なお、「要望」と判断した場合、当該プロセスでのアドバイス活動として対応する。
  (2)苦情の受理と対応処理(調査、処置、検証)
    苦情の受理は、当該業務の責任者又は品質保証室が、申出人からの最初の受付から2営業日以内を基本として、申出人に文書(メールを含む)で回答する。

対応処理は、当社、品質マネジメントシステムの不適合処理の手順に従い、品質保証室の監視の下、以下の活動にて対応し記録を保持する。
①苦情を立証、調査し、とるべき行動の決定(内容確認・原因調査・処置方針決定)
②苦情に関連する作業・サービスの取扱い(影響範囲調査)
③修正処置、処置検証/評価
④適切な規制当局への報告の必要性の決定(有害事象の該当評価と報告)
⑤是正又は変更の処置の必要性の決定。必要な場合、是正処置又は変更処置

  (3)報告
    苦情対応の内容、原因、修正・是正処置(再発防止策)等の決定事項を申出人に報告する。
苦情に関連する作業、サービスが、申出人以外の関係者にとって不利益となる場合、影響を受けた可能性のある顧客等に速やかに通知し、状況の把握と情報の共有を行う。
また、関係機関への報告の必要性がある事項は、「有害事象」として報告を実施する。
5.継続的改善
苦情を含むフィードバックとして得られたすべての情報は、定期的に分析、評価し、継続的改善を行う。

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